御  挨  拶
「長引くコロナ禍を乗り越えろ!」

 長引くコロナ禍を何として乗り越えるのか、いつになれば終息宣言が出され、以前の様な生活に戻ることができるのか?それだけを祈り願い、全世界の人々は待ちわびている。
 全和師会会員個々に於いても、大変な状況下の中で、精一杯の努力をされいるものと察するに余り有ります。介護施設への訪問停止、個人宅への訪問停止、治療院への来院拒否等、コロナ感染を恐れ様々な理由で仕事が激減することによって生じる、経済苦が起こっても当然なことであります。
 会長として頭は痛めるが、会員個々への具体的な救済案は浮かばず。只々、厚労省や県から発表された感染防止対策を守り、仕事以外の外出、外食、人の密集する場所はさける等々、自分を守る事を考える。その次にどうしてもワクチン接種が必要となる。私も四回目の接種を済ませたばかりである。
 別に発熱も痛みも無い。中には高熱、激痛、倦怠感等々様々な副作用を訴え、三度目、四度目のワクチン接種を嫌厭する人が多い。
 しかし、ワクチン接種をすれば、もし発病しても軽度の症状で済み、回復も早い。またワクチン接種をする事により自分を守り、家族や患者さんをも守る事ができると思う。
 少々の副作用は恐れず、迷っている人は是非ワクチン接種を私は勧めたい。
 感染対策については、前述のような事を列記したが、仕事激減による経済面の不安については、政府の持続化給付金の申請、県の持続化給付金の申請、各市町村の中小企業活性化助成金(詳細は各市町村に)、小規模貸付制度の利用(詳細は各市町社会福祉協議会)その他一時的な生活保護の申請、健康保険料の免除もしくは延納(各市町村保険課)税金納付の延納(各税務署、各市町村)また その他身近な助成制度を最大限に利用して何としてもこの危機を乗り越えてほしいと願っています。
 新型コロナは、法定伝染病に指定されている為、これを早くインフルエンザの様に単なる感染症としてワクチン接種し、特効薬ができ普通の生活ができる事を節に願います。
 会員の皆様くれぐれも感染対策を徹底し、お元気な顔で、9月の研修会で、お会いすることを楽しみにしています。
                     一般社団法人  
                     全和歌山県鍼灸マッサージ師会
                     会 長  金 崎 義 明